平成13年10月1日から平成14年3月14日までに20名の協力を得た。このうち、3名が アトピー性皮膚炎を合併していた。 今回の解析対象となった20名のうち17名に有効であり、3名に無効であった。 無効例は 男2名女1名であった。副作用は認められなかった。 患者、あるいは対象成人の聞き取りなどによると試着時当初からしっとり感やかゆみの軽 減を感じるものが多くみられた。有効と判定された群での内容は、ややかゆみが減少した といった軽微な改善例から劇的にかゆみが減少した著効例まで多彩であった。
今回のまとめによって、ガンマリノレン酸を添加したピュアコットンで作成されたスパッツが ドライスキンによる皮膚のかゆみを抑制する可能性を有していることが明らかとなった。